シャニマスのS-SSR【キン・コン】樋口円香をプレイしたので感想を書きます。
ネタバレがありますのでご注意ください。
話は変わりますが、現在開催中のSSR28.3%ガシャで一枚もSSRが出ていません。こんな恐ろしいことがあっていいのでしょうか。
地方の夏祭りへ営業に行く樋口とP。わりと適当な主催者にPがイラッとしたり、二人で旅館から花火を見たり、夏祭りデートしたりするコミュ。
【バグ・ル】コミュで浅倉透に対する重すぎる気持ちが明確化された樋口。LPまでの一連のストーリーとLP後のカードである程度アイドルやPに対する感情に一つ整理がついたのかなと思ったら全然まだぐるぐると悩み続けている樋口。
今回の話はかなりシンプルで、次の大きなコミュに繋がる助走になるカードなのかも。樋口だけでなく、ノクチルに対するPのスタンスについての重要コミュ。
夏祭り、花火というパッと咲いてパッと散る。その一瞬の輝き、はかなさに魅力を見出す。そんな宿命にある夏の風物詩と、未成熟さを眺めるものとして消費されるアイドルが重なり、そしてそんな需要のされ方を自覚している樋口にとっては見世物として消えるアイドル稼業を少し引いた目で見ている。
しかしミスターフェスティバルことシャニPはそんな見方はしてはいなくて、儚く過行くだけのモノではないアイドルを、樋口円香を、プロデュースしようとする。お祭り男は軽薄に祭りを消費しない。
そのPの姿を観た円香の憧憬と痛みと好意と拒否感とがないまぜになった感情の発露するシーンは、甘くて大変良い。
Pは青臭さや甘さが賢明さとして映る好人物として描かれてきたけれど、今回のラストは樋口円香という輝きに魅入られたがゆえに自分の輝きを人に見いだされることを拒否する少女をプロデュースすることへの使命感や、その魅力について自覚的に奮闘する決意をしており、これまでのP像から変化が見られる。
この次にどうなるのか、とっても気になる。
しかし樋口は重い話が多いので、たまにはかるーいコミュも読みたい。