ラノベ書きしもの日記

ワナビの日記

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ちゃんと面白いエンタメ邦画 映画感想「見えない目撃者」

見ない目撃者(日本でリメイクした方)を観たので感想を書く。 韓国映画を日本でリメイクするのも増えてきましたね。 結末までのネタバレがあるので、未見の方はご注意ください。

読書感想 ペ・ミョンフン『タワー』

ペ・ミョンフン著「タワー」を読んだので感想。ネタバレありです。 647階建ての巨大タワーにして50万人が暮らす独立国家<ビーンタワー>を舞台に、特殊な国家のありようやそこに暮らす人々の姿を描く韓国SFの金字塔。 面白かった。明らかに韓国という国の政…

アルファポリス 第6回ライト文芸大賞に応募しました。読んでください。

アルファポリスで開催中の第6回ライト文芸大賞に応募しました。あと1週間くらいしか期間がないのですが、あんまり読まれていないので誰か読んでください。 世界が滅びる最後の1日に、なんとなくやることがない少女と宇宙から落ちてきた人生の目標模索中の宇…

新生姜が美味しい。オクラと混ぜると初夏の塊になってさらに美味しい。

新生姜が出回る季節が訪れてからしばらく経ち、今年も新生姜をばりばり食べています。新生姜は美味い。旬のもので、食える時期が短いのもまたいいです。歳を取るにつれ旬を追うようになります。己の人生の旬が終わったからでしょうか。 新生姜はそのままで美…

圧倒的才能が人を孤独にしないという稀有で誠実な物語 映画感想 『BLUE GIGANT』

アニメ映画『BLUE GIGANT』を観たので感想を。ネタバレありです。

読書感想 深見真 「ブロークン・フィスト 戦う少女と残酷な少年」

深見真著、ブロークン・フィストの一巻を読んだ。 第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞した一作であり、現在も現役で作家として活動し、PSYCHO-PASS サイコパスなどのアニメ脚本・シリーズ構成でも活躍する深見真のデビュー作。2002年発売。 富士見ミステ…

古いラノベを読む 稲生平太郎「アクアリウムの夜」

稲生平太郎著、アクアリウムの夜を読んだ。 1990年に書肆風の薔薇から刊行された小説を、角川スニーカー文庫が2002年に復刊したという変わった経緯の作品。2000年代初頭、角川スニーカー文庫はスニーカー・ミステリ倶楽部というレーベルを作っており、そこか…

読書感想 伴名練 編「日本SFの臨界点[怪奇篇]ちまみれ家族」

SF作家の伴名練が編者としてまとめたSFアンソロジー。 伴名練が選んだなら面白いだろう。という期待感で手に取る。本書は国産SFを幅広い時代から「SFかつホラー」という縛りで選んでいる。各短編の前に伴名練による短い解説が書かれているのだが、これがいい…